【保冷剤をつかう前に要チェック】中身の安全性と愛犬のために知っておきたい5つのこと

気がつくと冷凍庫にたまってしまう保冷剤ですが、あなたはどうしていますか?

夏の間に愛犬の散歩などで保冷剤を活用している方も多いと思います。保冷剤のあのプニプニとした中身の成分が気になりませんか?

 

普段何気なく使用している保冷剤ですが、使用されている成分の中にエチレングリコールという中毒性が高い成分が含まれているものが存在していることがわかりました。

 

保冷剤の中身の安全性と愛犬のために知っておきたい5つのことをご紹介します。

 

このところ赤ちゃんやお年寄りが保冷剤をの食べてしまう事故も増えているそうです。
【急増!】保冷材の中身を子供が食べたり触った時の注意点と対処法!では、お子さんやお年寄りなどが誤って保冷剤を食べてしまったときの注意点と対処法を詳しく紹介していますのでぜひご参考になさってください。

 

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① 保冷剤の中身の主な成分4タイプ

 

国内で流通している保冷剤の主な成分は下記の4つです。
ケーキやお惣菜など食べ物を買ったときにお店でつけてくれるのが、「水」「弱酸性消毒液」「ポリアクリル酸ナトリウム」これらは、口にいれても問題がないとされている成分です。

 

「エチレングリコール」は車の不凍液と同じ成分で間違えて愛犬が食べたら危険です。
じつは意外な用途で利用されています…

 

ポリアクリル酸ナトリウム

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出典:http://www.roomie.jp/

 

こちらは常温でプニプニとしたゼリー状の保冷剤です。
高吸水ポリマーとして、紙おむつや生理用品、芳香剤、消臭剤にも利用されています。
ポリアクリル酸ナトリウムは、食品衛生法による指定添加物でもあります。
増粘安定剤として食品にねばり気やなめらかさをあたえて、分離しにくくする目的で利用されています。

食品に対しては少量で効果を発揮するので、使用量は0.2%以下と決められていますが…

保冷剤としてのポリアクリル酸ナトリウムは、
食品添加物として使用した場合と濃度や状態が違いすぎると思いませんか?

万が一口にしても吸収できないので、そのまま排出さ 症状は一時的で終わることがほとんどですが、嘔吐や下痢をする可能性はあります。

深刻な状態にいたりませんが、できることなら愛犬の口には入れたくない成分といえます。

 

凍った状態:カチカチ

 

精製水や浄化水がパックされているものです。家庭で捨てるとき環境にも優しく万が一口に入っても安全とされていますが、正直なところ口に入ったら、うがいをする思います…

凍った状態:カチカチ

 

弱酸性消毒液

ビニールを分別して捨てる地域で最近増えてきているタイプで、中身をまな板やお野菜、手などの除菌に使える便利で役に立つタイプです。

こちらも皮膚や目に入ったり口にしてしまっても無害なタイプですが、目や口には入れたくないかと思います。

凍った状態:カチカチ

 

危険:エチレングリコール

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出典:https://www.amazon.co.jp/

 

エチレングリコールが成分に入っている保冷剤は主に人体に使用するタイプになります。

熱が出た時に利用する硬くならない保冷パック式の枕やアイマスクなどに利用されています。

エチレングリコールは車の不凍液と同じ成分です。犬にとって猛毒です。もちろん人間や猫などすべての動物が死にいたる危険性があります。

このような危険な成分をなぜ利用しているかというと、柔らかくて冷たい方がいいというという利便性から利用され続けています。

 

凍った状態:柔らかい

 

② 危険な保冷剤の見分け方

  1. 凍った時の硬さ
  2. 甘さ(独特の甘い香り)
  3. 食品用か人体用か
まず、凍った時にカチカチに凍るタイプは「水」「弱酸性消毒液」「ポリアクリル酸ナトリウム」になります。凍っている状態で柔らかいタイプは「エチレングリコール(不凍液)」が使用されているものがほとんどです。

 

「エチレングリコール(不凍液)」は保冷パック式の枕を利用したことがある方は感じたことがあるかと思いますが、独特の甘い香りがします。そして実際に「甘い」味がするので、赤ちゃんやお年寄りの誤飲や、ペットの誤食が無くなりません。

 

食品用はカチカチに凍るものを利用します。しかし人体用は凍っていても柔らかく中身ににエチレングリコールを利用しています。

 

保冷剤の安全性の確認をするには、「凍った状態でどのような硬さなのか?」が、いちばんのポイントです。

しかし愛犬が食べてしまったときは溶けてしまっていると思います。日頃から自分の家にある保冷剤が凍っているときの状態を確認しておくと安心です。

 

 

 

③ 保冷剤の中身について知ったわたしがゾッとしたこと

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我が家にも「エチレングリコール(不凍液)」の保冷パック式の枕があります。

以前、婦人病で手術したとき、術前の治療段階で擬似閉経にする治療を行いました。
その際にホットフラッシュを感じていたので眠る時に足元や枕として保冷パック式の枕を毎晩のように利用していました。

 

我が家は猫と犬、人間が一緒に寝ているのでわたしの足元にある保冷パック式の枕に愛犬や愛猫も顔を乗せていました。

 

何も知らなかったのと、愛犬も愛猫も保冷パックに興味を持たず、かじったり遊んだりしなかったので事件には至りませんでしたが、中身が不凍液だと知ってたら絶対に利用しなかったです。

 

今後は昔ながらの氷とお水を入れる枕やタオルを凍らせものを利用しようと決めました。

 

④ 誤ってかじってしまったときの対処法

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危険:エチレングリコール入りの場合(保冷パック式枕など)

人間にとっても中毒性が高く危険です。愛犬が食べてしまったのであれば早急に動物病院の診察を受けます。診察に行く前に電話で一度連絡をしておくことをお勧めします。

そのときにエチレングリコール入りの保冷剤を食べてしまったことを必ず伝えてください。

 

病院での処置として3,4時間以内であれば吐かせます。それ以降であれば点滴をして、とにかく早く体外で排泄させるようにしていくことが一般的です。
中毒症状に関しては、早いと30分以内に始まります。その後12時間くらいまでに症状が起こる可能性が高いといえます。

症状としては、ふらつき、嘔吐、多飲多尿、もしくは乏尿などあげられます。

 

動物病院も営業時間や休診日もありますので、普段からかかりつけの動物病院を2〜3軒見つけておくと心強いです。また、地域の夜間救急病院は必ずチェックしておいてください。

 

愛犬が危険なものを食べてしまったら落ち着いているのが難しいかと思いますが、中毒症状が疑わしいときに獣医師の指示なしに無理やり吐かせたりして愛犬を興奮させないように必ず病院へ連絡して指示を受けましょう。

 

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ポリアクリル酸ナトリウムの場合

愛犬がポリアクリル酸ナトリウムの保冷剤をかじって、中身を食べてしまった場合は大事には至りませんが、体内で吸収できないので、嘔吐や下痢で出てくる可能性が高いです。

食べた量にもよりますが、かかりつけの動物病院の受診を受けることをお勧めします。

 

水・弱酸性消毒液の場合

愛犬が食品に利用されている保冷剤をかじってしまった場合には、「水」「弱酸性消毒液」の場合は普段通りの状態であれば自宅で経過を観察しても大丈夫です。

 

 

 

 

⑤ 簡単にできる自家製保冷剤

用意するもの

  • ジップ式ビニール袋(好みの大きさ)
  • ハンカチ

 

作り方

  1. ジップ式ビニール袋にハンカチを折りたたんで入れる
  2. 1のジップ式ビニール袋に水を入れる(ヒタヒタ程度)
  3. 空気を抜いてジップを閉じる
  4. 冷凍庫に入れる

 

ハンカチはタオル、ペーパータオル、コットンなどでも大丈夫です。バンダナに巻いて愛犬の首に巻いたりしていて遊んだときに破れてしまってもただの水なので安心です。

 

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まとめ

とっても便利な保冷剤ですが、中身の成分を知っていると知らないでは、愛犬と暮らしていく中での安心感が全く違います。

食品用、人体用の保冷剤の成分の違いをよく理解して安全に配慮して利用したいですね。

 

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