狂犬病ワクチンの副作用は?心配なときにオーナー側で出来ること

狂犬病のワクチン…って…なんか毎年ゆううつ…って思いはありますか?

動物病院のホームページでも狂犬病ワクチンの接種の案内に副作用について記載していることがあるほどですし。

特に小型犬やシニア犬、アレルギーを起こしやすい犬種や、現在治療・療養中であったらなおさら心配。

オーナーとして愛犬に摂取させる義務がありますので、今回は狂犬病ワクチンを接種した際に起こりうる副作用と心配な場合どのように対応していくことができるのかご案内します。

 

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狂犬病ワクチンの接種で起こりうる副作用は?

軽めの副作用:心配な要因があれば獣医師へ連絡

  • 発熱
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 食欲不振
  • 体調不良(何となく元気がない、ずっと寝てるなど)

 

接種当日~3・4日は安静にするよう獣医師から指示あります。

この期間はドッグランで走り回ったり、シャワーやトリミングは控えます。

狂犬病ワクチン接種予定日の前日までに愛犬をきれいにしておいてあげるといいですね。

 

中〜重度の副作用:必ず獣医師へ連絡し指示をもらうレベル

  • じんましん(真っ赤にはれ上がり痛みが強い)
  • 顔面腫脹 (がんめんしゅちょう)→ムーンフェイスとも言う
  • 掻痒(そうよう)→かゆいと感じているところをかき続ける状態

 

症状は唇や目などの粘膜のあたりや首に出ることが多い。

ムーンフェイスは顔が膨らんで丸くなる感じです。(鼻や口元、目の周りが腫れてくるので丸くなる感じ。

 

即刻獣医師へ連絡する症状

アナフラキシー症状

      • 虚脱
      • 貧血
      • 血圧低下
      • 呼吸困難
      • ヨダレが止まらなく流れ続ける
      • 震え
      • けいれん
      • 尿失禁

これらは、アレルギー反応によるショック状態。

この症状は接種後30分以内に発症することが多いので病院内で症状がでうことが多いですが、帰宅後にショックを起こすケースがあります。

ワクチン接種当日は愛犬から目を離さないようにしてあげて下さい。

 

副作用が出やすい犬は?

      • 小型犬
      • シニア犬
      • 1歳未満の犬
      • 体重の軽い犬

が多い報告があります。

犬種としては

  • ミニチュアダックス
  • ポメラニアン
  • ヨークシャーテリア
  • 柴犬
  • ゴールデンレトリバー

などの報告があがっています。

人気の犬種ばかりなので気になるところです…予防接種の時期にむけて愛犬の状態をよく見て、様子をあげたいですね。

 

 

副作用が心配…オーナー側で出来ること

人間の予防接種後の過ごし方を想像しながら、愛犬の状態をしっかり見てあげられるようにこの期間はオーナーもスケジュールを調整しておけばお互いに安心できます。

狂犬病ワクチンの副作用の発生率はその他のワクチンよりも少ないけれども、接種当日に副作用が発生する確率が高いと報告があります。
報告書の全文を読みたい方はこちらをご覧ください。

農林水産省動物医薬品検査所の報告(日本獣医師公衆衛生学会会誌に掲載)

 

接種前日まで

  • シャンプーやトリミングは終らせておく
  • 食欲や体調をよく観察
  • 昨年からの愛犬の変化を振り返ってみる

 

当日

  • 接種は午前~日中が理想的
  • 排泄をよく確認
  • お散歩は済ませておく(エネルギー発散が必要な活動的な犬種の場合)
  • 接種後30分くらいは院内もしくは近くに待機する
  • 獣医師の指示に従う(激しい運動はダメ、安静に、入浴禁止、よく観察する等)
  • 当日は一緒に過ごす

 

接種後の説明やお会計などの時間も含め1時間くらいは病院の近くに待機していると安心です。
ワクチン接種後の副作用は接種後30分以内に発症するケースがとても多く、アナフラキシー症状などのショック状態は接種後かなり早く現れます。
明るい時間帯に摂取を済ませておけば、愛犬の体調に異変がみられたとき、すぐに獣医師に連絡がとれるので心強いです。夕方以降に接種すると副作用の症状が深夜に出てしまう場合も…

 

接種翌日~1週間くらい

愛犬の年齢や体調によって、去年は良くても今年は少し違う感じがすることも。

接種当日に少しいつもと違うようであれば、1週間くらいよく見てあげていると安心できます。

 

接種不可と獣医師より診断されるケースは?

下記にあげたケースの場合は、獣医師の診断により接種を行わない場合があります。

  • 過去にワクチン接種の後副作用が出た場合
  • 1年以内にてんかんの様な発作があったとき
  • 重篤な疾病があるとき
  • 療養中
  • 高齢
  • 妊娠・出産後
  • 強い興奮状態のとき

上記は狂犬病ワクチンの詳細(農林水産省動物医薬品検査所)から抜粋しています。

 

年に1回だけの診察では愛犬の状況が病院側にも伝わりにくく…ちょうど病院にいるときに気になる症状が発生しないことが意外と多いです。

犬は人間の4倍の速度で年を重ねています。季節の変わり目などに、健康管理の一環として獣医師の診断を受けてみるのをおススメします。

 

 

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狂犬病ワクチンを接種「する・しない」は自己判断はしない

14歳を過ぎた愛犬は、去年に比べて病院での診察や電話でアドバイスを受ける頻度がとても多くなりました。

 

愛犬の健康状態をかかりつけの獣医さんとよく相談して、狂犬病ワクチンの接種を行いたいと思います。

 

狂犬病ワクチンの接種はオーナーの義務なので、くれぐれも自己判断で、接種する・しないは決めないで下さいね。

 

この記事が、狂犬病ワクチンの副作用に不安を感じるオーナーさんのお役に立てたらとても嬉しいです。

 


参考

 

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